自動販売機の歴史について

2023/03/03 コラム

世界一の年間売り上げを誇る、日本の自動販売機。
自動販売機は、いつからあるのかご存じですか?
そこで今回は、自動販売機の歴史についてご紹介していきます。

▼自動販売機の歴史
さっそく自動販売機の歴史を見ていきましょう。

■古代エジプト
実は、2,500年前の古代エジプトに自動販売機は存在していました。
それは「聖水自販機」と呼ばれていたそうですよ。
コインを入れると、その重みで内部の皿が傾いて水が出てくる仕組みです。

■産業革命後のイギリス
1,800年代後半のイギリスでは、自動販売機は進化を遂げています。
飲み物やお菓子・タバコなどが、自動販売機で買えるようになりました。
ただし、現代のように電気が使われているものではありません。

仕組みとしては、コインを入れると箱の蓋が開いて商品が取り出せます。
ただし前に使った人が蓋を締め忘れると、他の人もタダで商品を取り出せてしまうのが難点だったようです。
そのため人の心が試されることで「正直者の箱」と呼ばれていたそうですよ。

■日本
日本に現存する最古の自動販売機は、1,904年に作られた「自働郵便切手葉書売下機」です。
実用化はされませんでしたが、切手やハガキが購入できて、さらに郵便ポストとしても使えるというものでした。
日本全国に現在のような自動販売機が普及したのは、1960~1970年代です。
まずは、コカコーラの自動販売機が全国に広まりました。
1974年には、ホット&コールドの自動販売機が登場しているんですよ。

▼まとめ
自動販売機のルーツは、紀元前の古代エジプトと言われています。
日本にある自動販売機は、時代とともに進化して、現在ではスマホと連動して購入できたりなど進化し続けています。
そのようなことから日本の自動販売機は、世界一の売上なんですよ。